
とっても美しい建築物、東寺五重塔。
奈良県室生寺の五重塔(残念ながら台風後再建されたのしか見たことないのですが)、薬師寺の東塔(アメリカの美術研究家フェノロサはこれを見て「まるで凍れる音楽のようだ」と絶賛した)等、美しいといわれる塔は他にもたくさんあるけれど、東寺の五重塔がとっても好きだ。
あの重量感、バランス。月夜にとってもよく似合う。
残念ながらまだ中に入ったことはないけれど、・・・好きなんです。
また東寺にある仏像群がすごい。京都一といっても過言ではないと思う。
確かに奈良の興福寺の仏像達(まさにワールドクラス!)には及ばないのかもしれない。いや奈良は凄過ぎるのです。でもまた違った良さが存分にある。
東寺の薄暗い講堂。手が届く程間近に林立する、千年の時を経た仏像たち。
振り返れば、格子の外にはよく晴れた午後の景色。それが平日ならなお良し。
仏像を見ながら考える。平安時代の人たちも同じ仏像を見ていたのかも、もしかしたら十二単で見てたのかも。
たまに顔だけやけに黒い仏像がいる。その黒さはろうそくのすすのせいなのだそうだ。
昔、電灯がなかった時代には、仏様の顔を良く拝むためにはろうそくを近づけなければいけなかった。
顔の黒い仏様は、皆に愛された証拠なのだそうだ。
とても素敵な仏像ワールド。
今日本に仏師はどのくらいいるんだろう。仏像は日本を代表する芸術品だと思う。
東北、四国、中国、九州地方。時間があればそれぞれの仏像を見て回りたいなあ。
今夜は少しだけ風があって、とっても気持ちのいい夜です。
聴き始めたばかりのJanis Joplin“cry baby”が身に沁みます。
おかえりなさい、ハニー・・・。